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ねこ神様と太陽【鬼滅/煉獄さん/救済】

第95章 続々と




天元は三つ子が産まれてから煉獄家を何度か訪れていたが 厚寿郎とはまだ会っていない。


杏寿郎達の子供の多さを心配したまきを達は自身等がそちらへ向かうと言ったが『たまには君の家に行きたい。』と杏寿郎が言い張ったのだ。





慶「ちちうえ!ひとりで歩けます!!」

悠「おれもです!!」



杏「そうか!!ではベビーカーは置いていこう!!!」


「えっ!慶寿郎、悠寿郎、今日は車で行けないの。疲れたらどうするの?厚寿郎もいるし歩けなくなっても抱っこ出来ないんだよ。」


慶「母上、俺は疲れたことがありません!!」

「お父さんは父上でも良いけどお母さんの事はお母さんって呼んでね。」


悠「お母さん!俺も疲れません!!」



「確かに…2人の体力はすごいけど……。」




桜は後の事を考えると想像出来ずに困ってしまい、杏寿郎を見上げる。


すると杏寿郎はにこっと笑った。




杏「いざとなれば俺が3人を抱っこするので問題ないぞ!!ベビーカーを置いてくるので少し待っていてくれ!!」


「は、はい…。」


(3人抱っこの発想がなかった…。確かに杏寿郎さんがいれば大丈夫かな……。)






杏寿郎は宇髄家に行くにあたって『桜1人では流石に子供4人を補助できないので今日は車ではなく電車で出掛けよう』と提案した。


それはそれで危ないことだが、三つ子が人並外れてしっかりしている事と、杏寿郎が非常に頼もしい夫である事から桜もその案に乗ったのだ。




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