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ねこ神様と太陽【鬼滅/煉獄さん/救済】

第85章 不穏





蜜「ここ、1枚取れちゃったのかしら。」


「あれ?本当だ…。」




それはカメラの前に杏寿郎が入ってくる直前のページだった。


桜はキリの良さを考えて2人になった写真を次のページから貼ったのだと思っていたが、蜜璃に指摘されてから見ると確かに色が違う場所がある。




(100年も経てば取れちゃうこともあるよね…。)




桜は少し寂しく思いつつもそう思うと蜜璃に『私の話はこのくらいかな!』と言って話題を変えた。




―――




杏「宇髄以外は少し振りだな!!」



男「煉獄ー聞いてくれよー。」

天「待てって。煉獄も座れ。生でいいな?」


杏「うむ!頼む!!」




そして杏寿郎が皆に挨拶をしている間に天元が杏寿郎の席を引き、机を片して注文をする。


それを見て男友達は『やっぱり付き合ってんじゃねぇの?』と言ってこっそり笑った。




杏「遅れてすまない。少し用事があった。」


天「どうせ自慢のお姫様に騎士様を付けてたんだろ。」


杏「甘露寺は女性だぞ。」

天「お前と腕相撲して良い勝負だったじゃねーか。」


男「え、留守にする度に人付けてんの?」

男「同棲かーいいなあ、煉獄は。」

男「……なあ、そろそろ聞いて?」




初めに杏寿郎に情けない声を掛けた男がチラッと杏寿郎を見つめる。


天元は杏寿郎の飲み物が来たことを確認するとその男の頭を軽く叩いた。




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