第77章 ※天元の入れ知恵と小旅行への出発
「杏寿郎さ、との……えっち、…きもちい、です…っ」
杏「桜…それは駄目だと言った筈だッ!!」
ぷつんと何かが切れた杏寿郎は桜の腰を持ち上げて上から体重をかけた重いピストンを繰り返した。
「あ"っ、ゔッッ、まっ、て……くださっ、やぁッ」
杏「嫌?だが中は、締まっているぞッ!こうされたくて…わざと言ったのか!!」
「…わ…ざと、ですっ!ごめ、なさっ」
そこまで聞くと天元は無表情で通話を切った。
天「煉獄も男だった……。」
実「……………………。」
義「……?……そりゃそうだろう…。」
杏「桜は…何がッ、気持ちいいと、言った!!」
「えっち……杏寿郎さん、とのっ、えっちです!」
杏「うむ!!やはり愛いな!!!」
こうして結局桜は天元から教えられた2つの言葉をしばしば使うようになったのだった。
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そして2人は事が終わるとソファに移動してゴールデンウィーク最終2日の休みについて話し合う事にした。
本当なら5日間ある休みのうち1日目と3日目、5日目に部活が入っていたのだが、 急遽 最終日だけ学校自体が使えなくなってしまい 4、5日目は続けての休みとなったのだ。