• テキストサイズ

ねこ神様と太陽【鬼滅/煉獄さん/救済】

第76章 始まるGW






「こんにちはー!」

杏「遅れてすまない!!」




店員に案内されて辿り着いた個室のお座敷に挨拶をしながら入ると パッと無一郎、しのぶ、蜜璃が丁度並んで座っているのが目に入る。


桜は思わず駆け寄ると3人に抱きついた。




「あーやっとちゃんと会えたよー!蜜璃ちゃん元気だった?」


し「桜さん、…くるし、」

蜜「桜ちゃん!!嬉しいわ、嬉しいわ!私は元気よ!桜ちゃんは大人っぽくなったわね!素敵だわ…!」

無「………桜、煉獄さんが僕をとても見てる。」




桜はパッと体を離すと改めて3人を見る。


無一郎は中等部2年生、しのぶは高等部3年生、蜜璃は芸大2年生であった。


蜜璃も以前は駒校に通っていて、高等部3年生の時に新しく教師としてやってきた小芭内と学校の近くであるこの定食屋で接触して記憶を取り戻したのだ。




無一郎としのぶは年齢が同じなだけに記憶のままの姿だったが、蜜璃はほんの少しだけ大人びて見えた。




「急に抱きついてごめんね。とっても嬉しくて!」




それを聞くと3人ともそれぞれの笑顔を浮かべる。





杏(楽しそうなので良しとしよう。時透には随分と世話になったし齢も14だからな。)


杏「桜、何を飲む!」


「あ、えっと乾杯し直すだろうからとりあえずお酒を…カシスウーロンでお願いします!」



杏「うむ!すみません、ビールとカシスウーロンをお願いします!!」




杏寿郎から視線を移すと3人の他にも見慣れた駒校教師陣、継子組がいる。


桜は継子組の方へも行き、抱き着こうとして杏寿郎に止められた。




/ 2679ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp