• テキストサイズ

ねこ神様と太陽【鬼滅/煉獄さん/救済】

第14章 初めての街



入ると案の定、どよめき、イスが倒れる音、皿が割れる音がした。



杏「ご主人!癒猫様も一緒で構わないだろうか!!」



(わあ、ストレートだ……本当肝がすわってるなあ……。)



店「へ!?…ぁ……ゆね…?」



店主はおろおろとして全く順応できない。



杏「ねこの神様だ!」



店の中を見ればカチンコチンに固まって たらたらと冷や汗を流す人、嬉しそうに目を見開いている者もいる。

店主は、店内と目の前の"癒猫様"を交互に見て眉毛をハの字にしている。



(う…見てられない……。)



「きょ、杏寿郎さん…私はやっぱり…、」




―――バターンッ




客「喋ったぞ!!」

客「馬っ鹿!無礼な言葉使うなって…!」




「…っ!」



桜は思わず杏寿郎の背中に隠れる。

杏寿郎はその様子に驚いてから眉尻を下げると、



杏「桜…。やはり家へ帰ろう。無理をさせてすまなかった。」



と言い、頭を優しく撫でた。





/ 2679ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp