• テキストサイズ

ねこ神様と太陽【鬼滅/煉獄さん/救済】

第60章 決戦の日






―――



「しのぶちゃん!!!」




しのぶは五回も毒を突き入れたが全て分解されてしまった。

そしてとうとう胸に深い反撃を食らった。



桜は急いでしのぶの元へ走り寄ると胸を撫でる。

それを見て童磨は愉快そうに笑った。




童「無惨様の機嫌を悪くさせてたのは君かぁ。すごいな、それどうやってるの?」

し「桜さん、退ってて下さい!!」


「今鬼舞辻は動けないしもう隠す必要はないよ。私も表に出てしのぶちゃんを助ける。退く気はない。これが私がやるべき事なの。」




童「ねぇ君、君って女の子なのかな?」




童磨のその場に相応しくない唐突な質問に桜としのぶは固まる。




「え……私…?」

童「アハハ、当たり前でしょー。そっちの子が女の子なのは猿でも分かるよ。でも君は声も体も中性的だ。喋り方は女の子みたいだけどね。ね、どっち?」


「知ってどうするんですか…それに変な目でしのぶちゃんの事見ないで下さい。セクハラですよ。」



童「……?………せく……?」

し「鬼と会話なんてしなくて良いから桜さんはせめて私の後ろにいて!!」




しのぶは敬語を忘れてそう言うと桜を庇うように前へ出る。




/ 2679ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp