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ねこ神様と太陽【鬼滅/煉獄さん/救済】

第58章 事件の裏側で





炭「おいしい!!何だろう、この食感……。これが…柱の……?」

「うん!!!」



槇「…?……柱の何だ。」




杏寿郎の高速メレンゲ作りがどれだけ凄いのかを知っていた桜はその食感は柱の力だと槇寿郎に説明し、大して頑張った覚えのない杏寿郎はそれを否定し続けた。


終わりが見えないその言い合いを聞きながら槇寿郎は少しげんなりとする。




槇「朝から騒々しい夫婦だ。」




視線を移せば伊之助が善逸の分のパンケーキを奪い取ったらしく 二人は立ち上がって取っ組み合っている最中であった。




伊「なんだよ、いらなさそうにしてたから貰っただけだろーが!!」

善「大事に食べただけだっつの!返せよ、意地汚いな!!」


炭「二人とも座れ!食事中だぞ…!伊之助、善逸に返すんだ!」




槇(……まともなのは竈門くんと千寿郎だけのようだな。)




そう思うと槇寿郎は小さく息をついたが パンケーキも朝餉も綺麗に平らげたのだった。




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