第45章 ※心配性と解決法
杏「桜、最奥に挿れたまま直接注いでも良いか。」
「………いいよ、……杏寿郎くん。」
杏「………っ!!君は…っ、」
桜の言葉を聞くと急に限界が来てしまい 杏寿郎は動き足りないまま最奥へ挿れて欲を吐き出した。
杏「………っ!!」
「熱い…。いっぱい出てるね、杏寿郎くん。」
杏「すまない、今は呼ばないでくれ。出し切らないうちに勃ってしまう。」
「勃っ……………、」
(たくさん呼ぶって言ってもタイミングを考えなきゃなのね…。)
杏寿郎にとって自身の言葉の力が思ったよりも大きい事を理解すると桜は自身の口を手で覆って こくこくと大人しく頷いた。
―――
杏「では前の時代では同じ年齢の男には元からこの様に話していたのか。」
「うん。でもそれは私だけじゃないよ。もっと砕けた話し方をする人達もいたし、敬語を使う方が珍しかったかなあ。」
他の男の話をしてもずっと微笑んでいる杏寿郎を見て 桜は嬉しそうに目を細めながら新しく敷いた布団に包まり 杏寿郎にくっついて暖を取っていた。