第44章 ※ずるい人
杏(教えてもらったツボの様な場所を試してみるか。)
そう決めると杏寿郎は指でざらざらとする感触を確かめながら指を進めていく。
「ふあっ!!」
杏寿郎の男根が大きすぎるが故にピンポイントの刺激に慣れていなかった桜が驚いた様な声を上げると杏寿郎は嬉しそうな表情になる。
(いつも当たる場所だけど…全然違う…!あと…、)
「きょ、杏寿郎さん…っ」
桜が泣きそうな声を出した為 杏寿郎は慌てて指を抜き、桜の顔を覗き込んだ。
杏「すまない!擦り過ぎたか?」
「………いえ、ただ…そこされると前みたいに潮…?を出してしまいそうになります…。杏寿郎さんは違うものだと言ってくれましたが 感覚は粗相と変わらないのでとても恥ずかしいんです。」
杏「本当に恥ずかしいだけか?」
真剣な顔でそう問われると不可解そうな顔をしながらも桜は頷く。
それを確認すると杏寿郎は微笑んで安心させる様に桜の頭を撫でた。