第44章 ※ずるい人
杏「次は自身で穴が見える様に広げてくれないか。ここは大事で敏感な場所だ。君の出来る範囲で触れ、広げて貰いたい。」
「…えっ、」
(じ、自分で広げろって…今でさえ端なく杏寿郎さんに向かって見せるように足を広げてるのにそんな、)
杏「頼む。壊したくない。」
困った様に眉尻を下げながら請われると桜も眉尻を下げながら思い切った様に両手で秘部を広げ杏寿郎に向かって穴を剥き出しにした。
真っ赤になって羞恥の涙を流しながら目を固く閉じる桜を見て、杏寿郎は初めてとんでもない格好をさせている事に気が付き一瞬で昂りを大きくさせた。
杏「そのまま広げていてくれ。」
桜がなんとか頷いたのを確認すると杏寿郎は顔を埋め、顕になって充血し勃ってしまっている蕾を口に含んで舌で優しく愛撫した。
ビクビクと大きく震える太ももに愛おしそうな視線を送りながら水音を立ててまるで桜が自身の昂りにするように顔を動かし扱く。
杏寿郎はねだるように桜が無意識に広げる手に力を込めたのを見て頬を緩めた。
杏(厭らしくて愛いな。彼女が自ら男に秘部を舐めさせようと広げるなど俺しか知らない。俺がここまで厭らしい女性にさせたのだ。責任を持ってすぐに祝言を挙げねばな。)
そう思うと蕾から口を離し、気が緩んだ桜の穴へ舌を挿れた。
するとまた反応良く震える太ももが目に入る。