第40章 ※ベッドの扱い方
杏「……では、どこまでなら君の体が壊れないのか…華の練習の時と同じ様に教えてくれ。いくぞ。」
「あっ、……ッ!!」
勢い良く抜かれた途端に余裕を失くした桜を見て杏寿郎は一度動きを止める。
杏「む、話せなくなってしまうか。では大丈夫そうなら俺の口付けに応えてくれ。それでいいか。」
「………は、い…。」
桜がなんとか返事をすると杏寿郎は満足した様に笑い、少しだけ荒めの律動から始めた。
―――
杏「桜!!!本当にまだ平気なのか!!もうほとんど今朝と変わらないのだが!!!」
そう問うて口付けると 自身の体について自覚を済ませていた桜はきちんと舌を絡ませて応えた。
それに杏寿郎は目を輝かせる。
杏「そうか!!!」
―――ギィッ ギィッ ギィッ
激しい熱を持った杏寿郎と、華奢な体でそれを受け入れられてしまう桜の行為は ベッドを軋ませるというよりも悲鳴を上げさせていた。