第3章 もっとも危険な男/高杉(.恥辱?.風呂.甘裏)
高杉「.....お前は.....。」
貴「たっ、高杉さん!!?」
入ってきたのは皆が噂していた高杉さんだった。
腰にタオルを巻いていて、上半身が見えている....。
今までみた男の人の中でも格段と綺麗な体だった。
高杉「.....もしかしてお前、○○組の葵か?」
確かめるように高杉は問う。
貴「えっ?..なんで知ってるんですか?」
顔も合わせたこともないはずなのに......。
今度は私が彼に問いた。
高杉「待合室に居たお前の部下に聞いた。お前の容姿を事細かに説明してたぜ?」
そう言いながら彼はシャワーの元に向かう。
あっ....ここってお風呂......///
お風呂に男女二人だけって言うのが恥ずかしくなって私は脱衣場を戻ろうとした。
貴「あのっ、私.....出ますね!」
高杉「何言ってんだ?せっかく一緒になったんじゃねーか。もう少し居たらどーだ?」
......が、その彼の言葉の威圧感が半端なくて結局..
貴「あ......はい。」
と出られなくなってしまった。
しばらくして....
チャプン...
高杉「お前も今日一日、天人に接待しまくりで..大変だったろう?」
私を気遣ってのことかそう話しかけてきた。
貴「はい.....今日は大変でした...。なのでお風呂もこの時間なんです。」
高杉「そうか...。俺もここに来たばっかりの頃はそうだったよ。」
貴「そうだったんですか!?意外です~。」
話は思った以上に弾んだ。
天人達が口を告ぐんだぐらいだからどんなに気難しい奴なのかと思えば、気遣いのできる。
いい男性だった。
そんな雰囲気の中、
隊員「葵さん!失礼します!!」