第3章 もっとも危険な男/高杉(.恥辱?.風呂.甘裏)
貴「たっ..高杉....様?」
誰?というふうに隊員に問う。
隊員「そうです高杉様!!先程こちらを出ていかれましたわ!」
隊員「煙管を噛んでいる殿方です!」
隊員「あの色っぽさ....痺れますわ....///」
どうやら先程ここ出ていったあの侍のことらしい。
貴「ふーん..そうなんだぁ。高杉様ねぇ....」
どっかで聞いたことのある名前だが.....どうしても思い出せない。
そこまで大切なことではないのだろうと心で割り切り...
貴「あっ!それよりさぁっ..大総監様に挨拶に行ったらさぁ...」
私は挨拶しに行ったことを皆に報告した。
-----22時くらい?-----
隊員「葵様、そろそろお風呂に入られては如何でしょうか?」
貴「え?お風呂......あるのっ!?」
すっかり天人達との対応に追われていた葵は肉体的にも疲れはてていた。
貴「ん~、そうだなぁ..よしっ、入ってくるよ。」
私は隊員達に少しの間、仕事を任せると教えてもらったお風呂へと向かった。
ガララッ____
貴「うわぁ......広ーい!!天人の戦艦と言えどお風呂は格別だねー♪」
すっかり気分が上がった私は温泉に来た子供の様にはしゃいだ。
...チャプン..
貴「ふぅ.......、やっぱり働いた後の湯船は気持ちいねー!!」
誰も居ないのを良いことに葵はすっかり満喫していた。
貴「....にしてもあの高杉って人、ちょっとだけ気になるなぁ....」
あのあと、天人達と話す機会が幾度とあり何も考えずに高杉の事を聞いてみた。
でも皆"たっ、高杉ィ!?..高杉ねぇ.."みたいな態度だった。
貴「そんなに変な人なのかな....?高杉さん....」
そんな思いに浸っていると..
ガラガラ...
?「...誰だ.....?」
貴「え?......」
と入ってきたのは....