第2章 詰問/沖田(ドS.激裏.言葉攻め)
パチンッ..
貴「!?...な.....!」
余程女慣れしているのか、沖田は一発でホックを外すといとも簡単に下着姿にした。
貴「っ!?....やっ...どうやって....」
沖田「そんなの簡単でさァ...にしても、結構な下着じゃん...葵さん?」
その通り、私が来ているのは黒にピンクのレースが入った色気満々の下着だった....。
いや、だって。こんなことするなんて思わなかったから油断して自分の趣味の柄着てたけどさ。
.....おかしくない?やっぱり。
仮にも警察が、強姦に近しい事をしてそれを詰問と呼ぶなんて。
でも、必ずしもそれが嫌なんかじゃない。
こんな事されても全然嫌な気持ちが全くなくて、その見つめられている瞳に吸い込まれそうなほど私は気が緩んでいる。
それに、感じてしまったのだ。彼に。
知らなかった。言葉ってこんなに恥ずかしかったんだって始めて思わされた。しかも、出会って間もない人に。体全体が性感帯になった様な感覚になってしまうんだ。
沖田「まだ吐かないんですかィ?どうなっても知りやせんよ?」
吐かない.....というより本当に何もやっていないのだから吐けないのだ。
でも、この一転しないこの時間に。喜んでいる自分がいる。
どうして?無実の罪は晴らしたいのに。
葵は段々と沖田の行為を受け入れ始めていた....。
沖田「まっ、いいでさァ...もう止めないし。」
雰囲気が変わった、彼の。
さっきより妖艶になって、そして意地悪な感じに...
そんな風に思っていると、彼の手は私の下着を外そうとしていた。
貴「!.....ぃやっ......やめて...!見ないでっ..」
沖田「何言ってるんでぃ、綺麗な形じゃん....弄り倒したいくらいの。」
貴「.....!!...」
その低い声が耳から全身を巡り快感に変わる。
唇は耳や首筋にリップ音をたたせ、両手は胸の膨らみを確かめるように撫でる。
さっきの言動とは正反対の優しい手つきで撫で回す。
貴「.....っんん...!」
それでもまだ頂点は触ってくれない。それがもどかしくてたまらない。
貴「..~~~~!!..」
沖田「........あ」