第5章 マテール
数分後
リナリーとリーパーさんに連れられて
僕は相良と神田と共に
司令室に来ていた
早速任務かな?
なんて、初めてのエクソシストとしての仕事に気持ちを昂ぶらせていた
…神田もいるけど
ソファに座るも、肝心なコムイさんが起きていない
「え、アレどうやって起こすんですか?」
そっとリナリーに耳打ちすると
まあ、まあ
とだけ返された
その額には汗が一粒見えた気がする
不思議に思いながらコムイさんに目を向けると
リーパーさんの一言で彼は飛び起きた
「リナリィーーーー!」
驚きと呆れが入り混じる
相良や神田は見慣れているようでやれやれといった風だ