第4章 新入り
「こいつ
アウトォォオオ!」
門番の絶叫が響き渡った
「っは!
馬鹿がいたみたいだ。」
走るスピードを速め、懐から本を取り出す
『澪ちゃん?
今神田もそっちに向かってるわ。
2人なら大丈夫ね。』
「…当たり前。」
門番はスパイ侵入、スパイ侵入と騒ぎ立て、
今までにない大胆な行動に興奮していた
本を構え、目標を定める
ユウが到着する事を踏まえ、本に記入していく
[rock on]
[hold]
ターゲットをあの白髪頭に絞り、
体の自由を奪う文字をセットする
見事に動けなくなったターゲット
………ん?
白髪頭?