• テキストサイズ

【鬼滅の刃】継ぐ子の役割

第99章 最終任務


「大丈夫か?」

「全て、お話したのですか?」

「話した。その上で、お前にありがとうと言っていた。大丈夫だ。全て終わった」

 その言葉を聞き、宇那手は冨岡の胸に飛び込んだ。

「⋯⋯ゆっくり、帰りましょう。今日はこの近くで、宿を探して」

「ああ」

 冨岡は、宇那手の頭を撫でてやった。暖かな風がすっと通り抜けた。もうじき春が来る。

 冷たい、終わりの季節は過ぎ去って行く。
/ 766ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp