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【鬼滅の刃】継ぐ子の役割
第99章 最終任務
「大丈夫か?」
「全て、お話したのですか?」
「話した。その上で、お前にありがとうと言っていた。大丈夫だ。全て終わった」
その言葉を聞き、宇那手は冨岡の胸に飛び込んだ。
「⋯⋯ゆっくり、帰りましょう。今日はこの近くで、宿を探して」
「ああ」
冨岡は、宇那手の頭を撫でてやった。暖かな風がすっと通り抜けた。もうじき春が来る。
冷たい、終わりの季節は過ぎ去って行く。
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