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【鬼滅の刃】継ぐ子の役割

第86章 正体


「麗の心を繋ぎ止める必要が無くなった。寧ろ気楽だ。⋯⋯火憐、来い」

「食事は済んだでしょう?」

「食事ではなく、お前自身が欲しい。身体を委ねろ」

「⋯⋯条件があります」

 宇那手は視線を逸らして唇を噛んだ。

「必ず夜更けに。誰にも気付かれない様に。これ以上⋯⋯麗さんを傷付けない様にしてください」

「簡単な話だな」

 鬼舞辻は頷き、宇那手を書斎へ連れ込んだ。
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