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【鬼滅の刃】継ぐ子の役割

第84章 最期の伝言


「あくまで可能性です。そして、冨岡さんに伝えるわけにはいかない。もし彼女が、何か理由があって姿を隠しているなら、それを知られてはいけない。時透君。私は手を離せません。不死川さんの所へ行ってくださいませんか?」

「すぐに向かいます」

 時透は、胡蝶の手紙も預かり、部屋を飛び出して行った。

「火憐さん⋯⋯」

 胡蝶は机に突っ伏してしまった。

「分かっていましたよ、多分。最初から、貴女が⋯⋯」

 彼女はそのまま眠り込んでしまった。安堵したのだ。
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