• テキストサイズ

【鬼滅の刃】継ぐ子の役割

第65章 If〜煉獄さんが夢主を継子にしていたら〜


「す⋯⋯すみません、兄上!! 私が止められず!! ですが、このまま一晩放って置くわけには⋯⋯」

「うむ! 冗談だ! すぐに行こう!」

 煉獄はそう答えたが、千寿郎はとても冗談とは受け取れなかった。

 結局、その夜以降、煉獄は火憐に触れる事が出来ず、正式に契りを交わす前に、生き別れとなってしまった。

 彼女は順当に、炎柱に就任したが、また元の人形の様な状態に戻ってしまった。戦闘能力は高くとも、彼女の知性や柔軟な思考は、なりを潜め、日の目を浴びる事は無かった。
/ 766ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp