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【鬼滅の刃】継ぐ子の役割
第54章 仮初の光
「起きた時に、夢を覚えている様子は?」
「無い。何も覚えていない」
「重症です。何時か戦いの最中に何か起こさないか──」
「冨岡さん!!!」
村田が胡蝶の声を遮る様に駆け込んで来た。
「助けてください!! 火憐さん、意識が無いのに踠いて、女性の隊士じゃ抑えられないんです!!」
冨岡は無言で立ち上がった。胡蝶をはじめとする、他の柱も当然の様に続いた。
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