第33章 悪鬼の笑み※
「じゃあ、好奇心」
堂磨は、指先で胸を弄びながら答えた。
「痣のある柱。きっと、身体も鍛え抜かれて上物なんだろうね。何処に反応するのかな? どんな反応をするのかな? どのくらい堪えられる? 調べないとね」
そう言うと、童磨は口付けをした。唾液に何か含まれていることは容易に察知出来たが、宇那手は最早逆らうことが出来なくなっていた。追加の毒を喰らい、益々自我を失った。
「やめろ!! 私は⋯⋯お前なんか!!」
「うんうん。ちゃんと濡れているね」
堂磨は、容赦なく蜜壺を指で掻き回した。宇那手は必死に叫び声を殺した。声の代わりに涙が出た。
師範を裏切る様な真似をしていることに、胸が痛んだ。正気を保って外へ出られるか、自信が無かった。
「っ⋯⋯はっ⋯⋯」
「声を聞かせておくれ。ひょっとして、まだ足りないのかな?」
堂磨は情け容赦無く、一気に宇那手を貫いた。
「あぁぁぁ!!」
宇那手は、絶叫していた。童磨と自分では、体格差があり過ぎる。到底受け止めきれない質量をねじ込まれ、息苦しさに喘いだ。
「この外道!! っ⋯⋯殺す気か!! ひっ!!」
「おやおや、ごめんよ。それじゃあ、気持ちの良い所を教えておくれよ。この辺りかな?」
堂磨は半分自身を引き抜き、宇那手の奥を何度も突いた。
「ひっ!! あっ⋯⋯っ!!」
「此処が良いのかい? ⋯⋯ああ、なるほど。君は処女じゃなかったんだね。だから身体を差し出したんだ。ねえ、これまで何回ヤったの? さっさと答えて」
「に⋯⋯二回」
「じゃあ、俺とは二百回やらないとね」
地獄の様な言葉と共に、童磨は一回中に出した。宇那手は既にへたり込んでいたが、そんな彼女の腕を無理矢理引っ張り、うつ伏せに寝かせて、童磨は何度も突き上げた。
「あと、百九十九回堪えられたら、帰してあげるよ。尤も、一日で確実に孕むとは言えないから、何度でも連れて来てあげる」
「⋯⋯堪えて⋯⋯やる。私は⋯⋯柱だ⋯⋯」
「そう。すごい根性だね。これまでの子は、十回で気が狂っちゃったけれど」
そう言いながら、堂磨はもう一度欲を放った。次は胸を弄りながら、その次は首を絞めながら、何度も何度も宇那手の身体を味わい、時折血を啜った。