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【鬼滅の刃】継ぐ子の役割

第24章 結※


「火憐⋯⋯愛している」

 冨岡が告げると、宇那手は「絶頂」という物を迎えて腰を逸らした。その分、締め付けは激しくなり、冨岡も息が上がって来た。

「少し動くぞ」

 彼は慎重に腰を動かした。宇那手は当初、痛みに顔を歪めるばかりであったが、しばらくすると小さく口が開いた。

「⋯⋯んっ⋯⋯はぁ⋯⋯」

 紛れもない、喘ぎ声だ。彼女は確かに、快楽を感じている。冨岡が、小刻みに奥を突くと、彼女は徐々に理性を失って行った。

「嫌ぁ⋯⋯駄目⋯⋯それっ! そんなの⋯⋯私⋯⋯あぁ!!」

 声を聞き、冨岡は少し動作を大きくした。自身を半分引き抜き、奥まで突き上げる。無理矢理広げられた道は、彼を求める様に収縮を繰り返している。

「行けるか?」

「⋯⋯いく? ⋯⋯やあぁぁぁ!!」

 奥まで一気に突き上げられ、宇那手は、絶頂を迎えた。もう、彼女は痛みを訴えなかった。ただ、ただ、冨岡を求めている。

 潤んだ瞳が、冨岡を上目遣いに見詰めた。

「今の⋯⋯。やっと⋯⋯満たされた⋯⋯。もっと⋯⋯もっと欲しい⋯⋯」

「お前は痛めつけられる事を好む部類の人間か?」

「⋯⋯そ⋯⋯そうかも知れません。貴方に無理矢理蹂躙されている感覚が⋯⋯私の鼓動を早めている⋯⋯。義勇さん⋯⋯もっと、もっと⋯⋯貴方が欲しい⋯⋯」

「大人の顔で、子供の様にねだるな」

 冨岡も限界だった。宇那手の身体を掴むと、うつ伏せに寝かせ、腰を抱えて固定し、激しく腰を打ち付けた。

「あぁっ!! それ⋯⋯駄目!! 嫌⋯⋯奥っ!!」

 宇那手の激しい喘ぎ声と、卑猥な水音が響く。

「義勇さんっ! あぁ⋯⋯駄目、駄目っ!!」

「っ⋯⋯中に出しても、問題ないな?」

 冨岡は、息を荒げながら確認した。宇那手は、必死に頷いた。

「大丈夫⋯⋯っ!! あぁぁ!!」

 体内に、熱いものが注がれるのと同時に、宇那手は倒れ伏せた。表情は虚になり、激しく全身を上下させていた。
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