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イケメン戦国<私だけの小さな恋の話>

第64章 続・二度目のキス〜伊達政宗〜



どっちも。
キスも政宗も…政宗とすること全部が。

「好き…」

私は、自分から政宗の首に抱きついていた。
政宗はふっと鼻で笑って、私の背中を片手で優しく摩った。

「答えになってねーよ」

政宗って、どうしてこんなに良い匂いがするの?
この匂いを嗅ぐと、もう何もかもどうでも良くなって…真っ白になっていくの。

「ねぇ、政宗。もっと…」
「もっと?」
「ん…もっと口づけして欲しい」
「あーぁ、随分変わっちまったな…お前」
「ダメ?」
「いーや?」

「ー……最高だよ、葉月」


もっと俺を欲しがれよ。
もう俺なしじゃ生きていけないくらい。

本当に…お前…


「やべーな。すっげー可愛くて」


…エロすぎ。

政宗はまた耳元で囁いて、優しくキスをした。


「ちょっと我慢できねーかも」
「するつもりあった?」
「いや、ねーな」
「…やっぱり。でも、身体が心配だから激しくしちゃダメだよ?」
「そんなの、無理だろ」
「政宗…」
「ほら、脱げよ」

乱暴な言い方なのに、身体が疼いた。

「それとも…手伝ってやろうか?」

抱きしめて、ぎゅっとして…。
二人の隙間を無くすくらい。

そして、たくさんの口づけを私にちょうだいね…?


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