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イケメン戦国<私だけの小さな恋の話>

第20章 罪な眼差し〜豊臣秀吉〜




「お前は可愛いなぁ…」
私は涙目で秀吉さんを睨んだ。
「可愛くないもん」
「可愛いーだろうよ。俺、やきもち焼かれるの初めてだもん」
「え?そうなの?」
「いや、気づかなかっただけかもしれないけどな。そんな風に言われたの、初めてだな」
私は複雑な顔をして秀吉さんを見ると、それに気づき秀吉さんが笑いかける。
「いいんだよ。我慢されるより。お前のやきもちは何か可愛いーしな」
そう言って、優しい眼差しをした。

好きなの、その目が。
また大丈夫だよって言ってくれてる。
安心するの、とっても。

私は無言で秀吉さんのお腹に抱きついた。
「どーした?」
「…好き」
「俺もだよ」
そう言って、秀吉さんは私の頭を撫でてくれる。


「…お前は、特別だから」
ちょっと照れたように、秀吉さんはそう囁いた…。




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