第9章 本当のエース
貴方side
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コーチ「タイムだ」
アニータ「?何や、バッテリータイム取ってんのにまたタイムか」
千里、太鳳が塁に進む中タイムを取る相手のコーチ
大吾「…ブルペンの肩作る時間稼ぎだね。多分ピッチャー交代だ」
コーチ「ピッチャー交代、真里男!」
真里男「…」
明らかに1人だけ格が違うような肌黒の男が出てきた
ユニフォーム違うし
☆☆
審判「プレイ!」
弥生「…」
真里男(ふん、マジで女子だらけの野球チームだな。こんな相手に手こずる奴は、野球なんて止めちまえ!!)
ガンッッ
弥生「あぁん、いったい〜」
真里男「!?」
審判「レッドボール!」
投球が思っきり弥生のお尻に当たる…
仁科「やったー!押し出し!」
仁科がホームインした為、14-0に
弥生「ちょっとボクー、お尻見て投げてんじゃないのー?」
真里男「見てねぇわ!!」
『4番、ピッチャー星原さん』
貴「…」
…レッドボールで分からなかったけど、あの弥生が避けれないんなんて、、相当速いなコイツ
真里男「…」
シュ_
パアアン!!
貴「!!」
審判「ストライーク!」
大吾(速っ、怜花位じゃないか?全く見えなかった)
真里男「悪いけど、女だろうと同じ投手には手加減したくねぇからな。てか、これウォーミングアップ中だから」
貴(……なんか、ト部以上に、色々とムカつく奴)ムカムカ
何故か私に敵対心を向ける、肌黒の真里男とかいう奴
真里男「っ!」
パアアン!!
審判「ストライクツー!」
仁科「速え…」
睦子「何あれ、怜花レベルじゃん……」
弥生「…どうりでまだお尻が痛いわけだ」
今まで戦った中で一番速い
けど、そう簡単にアウトにさせてたまるか
真里男「っ!」
貴「っ!」
カンッ!
真里男「!」
審判「ファール!」
コーチ「な?!」
太鳳「さっすが、怜花」
真里男「……ふん」