第8章 練習試合2
貴方side
『8番レフト、佐倉さん』
辻堂投手「っ!」
パアアン!
審判「フォール!」
大吾「ナイス!」
アニータ「えぇで、先輩!見えとる見えとる!」
睦子(いや!球種全然見えてませんー!!)汗
辻堂投手「っ」
パアアン!
審判「ストライーク!」
パアアン!
審判「フォール!」
パアアン!
審判「ストライーク!」
辻堂投手「っ!」
睦子(!…なんか、見えたかも!)
カンッ!
審判「アウト!」
睦子「あっ」
球は打つもキャッチャー側に来て、アウトになる
『9番サード、関鳥さん』
パアアン!!
関鳥「っく!」
審判「ストライーク!バッターアウト!」
睦子、星蘭が続けてアウトに
☆☆
辻堂side
『1番センター、藤井さん』
辻堂投手(くそっ、次々打たれる、どうなってんだよ)
コーチ(…ダメだな、アイツじゃ。星原君に対抗出来るのはアイツしか…)
ガタ
コーチ「おい、真里男。準備しろ」
?「…」
コーチ「!真里男!!」
真里男「?……」
コーチ「!」
真里男「!えぇー?」
コーチ「ベンチにスマホを持ち込むなと何度言ったら分かるんだ!」
真里男「あーすみません。さっきの試合で取った自分のフォームをチェックしてたんですよ。
てか、今日は上がりなんで投げたくない」
コーチ(コイツっ、聞こえていたのに無視したな)
苛つくが、投手で対抗出来るのは真里男しか居ないため指示を出す
真里男「あーら。いつの間にか3点も取られてるじゃん」
コーチ「試合が壊れる前に投げてくれ」
真里男「えぇー、予定にねぇし俺が肩壊したらクビになるよー!コーチ」
コーチ「1イニングしか投げてないだろ!良いから出ろ!相手ピッチャーに対抗出来るのはお前しか居ないんだ!」
真里男「相手…?…………あれ、あの女子」
コーチ「星原君だ、お前以上に速いし危険だ。さっきの投球観てなかったな?」
真里男「(俺以上だと?)………分かりましたよー」