第6章 辻堂学園2
辻堂学園side
?「コーチ。何なんですかこのチーム、ブルペンキャッチャーも用意出来ないギリギリ人数な上に、10人中8人が女子ときてる。ここんとこの実績も実際地区予選止まりらしいじゃないですか。
こんなトコと練習試合して、何の意味があるんです?」
コーチ「さあね、俺が聞きたいよ。対戦相手を決めた監督に言ってくれ」
☆☆
貴方side
貴「…」
野球で馬鹿にされるのは、この世で一番ムカつく
大吾(怜花、見せてやろ!)
貴(当たり前だ)
審判「プレイ!」
貴「っ!」
シュ_
パアアン!!
審判「ストライーク!」
辻堂「!?」
貴「っ」
パアアン!
審判「ストライクツー!」
貴「っはあ!!」
パアアン!!
審判「ストライーク!バッターアウト!」
大吾「ナイス、怜花!!」
辻堂「おい、あのピッチャー……」
辻堂「雑誌に載ってた人じゃん」
コーチ(……早い…130……いや140か?マリオより早いんじゃないのか…?)
辻堂捕手(……コントロールも、速さもマリオ並み……いや、アイツ以上か?こんな無名校に居たなんて)
コーチ「なる程(……こりゃ、面白くなりそうだな)」
千代「……凄い(…こんなに早いんだ、怜花の投球…)」
貴「っはあ!!」
パアアン!!
審判「ストライーク!バッターアウト!スリーアウトチェンジ!」
三振に打ち取り攻撃側に
☆☆
『2回の表、4番ピッチャー、星原さん』
貴「ふう」
千里「先輩ー!」
アニータ「頑張って下さい!」