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風林中の最強エース2

第24章 勧誘


貴方side

光の言葉は、まるで大吾の今までの野球人生を否定した言い方に近い
まるでリトル時代とは別人の幼なじみ、、この2年間に何があったの…




光「……怜花は、風林中で野球をやって、本当に良いの?」

貴「え…」


光「守備や個人の実力は確かに高かったよ。けど、ズバ抜けて上手い君はあんな野球部で本当に満足してる?」

貴「…」


光「ねぇ、怜花。辻堂に転校してきてよ」

貴「はぁ?!」


いきなりそう言ってきた光に驚く




光「怜花は男女差があるから、辻堂の推薦断ったんでしょ」

貴「!」

光「けど、今日の試合で監督もコーチも皆も分かったよ。怜花なら、辻堂でもやっていける」



貴「……もしかして、勧誘してんの?」

光「うん。だって、君の球を取ってみたい。大吾君より僕の方が、キャッチャーは相応しいと思ってる」


ストレートにそう言われ戸惑うしかない、こんな真っ直ぐ言われたのは初めてだから






光「……今すぐじゃなくて良い。けど、辻堂に来るの考えてほしい」

貴「……分かった」


自分の中でも迷っており、一言しか返せなかった









すると



塁侍「星原さーん!!」

貴「!?」


いきなりの叫び声に驚く



塁侍「星原さん!足大丈夫?!痛みない!?」

貴「…辻堂の6番の…てか、近っ、大丈夫だから」

塁侍「良かった!ファンとして心配してた!」










光「……ちょっと、近い。"僕の"怜花に近づくな塁侍。僕の許可取ってくれる」 

塁侍「何で光に許可……てか、僕のて何だよ!お前の星原さんじゃないだろーが!!」ムスッ



光「煩いチビ(将来的にそうなるんだよ)」←

塁侍「チビじゃねーわ!!怒(てか、心の中丸聞こえだわ汗)」




貴「?」←1人だけ聞こえてない










光「……!怜花、お母さんが来たみたいだよ。コイツは放っておいて早く病院行って」

貴「え、あ、うん」



塁侍「ま、待って!連絡先だけでも教えて!」


貴「え…まぁ、良いけ」

光「ダメ。僕が許さない」ギロ


塁侍「黒いオーラ出すの止めろっ!いつもの冷静キャラどこいったんだよ!!」汗








何やかんやで塁侍という人と連絡先を交換した、まぁ光は不機嫌だったけど…

迎えにきた母親と一緒に、辻堂を後にした
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