第14章 レギュラーチーム2
貴方side
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『7番ピンチヒッター、加治君』
ストレートが抑えられてる、変化球を出すべきか
貴「っ!」
加治「っ!」
カンッ!
貴「!!」
ガッ!!
風林「!!」
大吾「怜花!!」
相手の打球が思っきり左足に直撃してしまう
あまりの痛みだが、しゃがみながらもボールを1塁に投げる
パアアン!!
審判「アウト!」
加治「!」
真里男(足に当たりながらアウト取りに行きやがった、マジかよ)
塁侍「……加治の奴、後で締める」怒
真里男「怖えーよ!?」汗
大吾「怜花!大丈夫か!どこに当たった?!」
貴「っ…平気だからっ」
睦子「でも!思っきり当たってたよ!?」
貴「大丈夫だよ、動けるし」
国友「星原君、大丈夫かい?」
国友監督が先程の事を聞いてきた
国友「軟式といえ直撃してたよ、無理はしない方がいい」
貴「…大丈夫です」
弥生「本当に?」
太鳳「無理はしないでよ、練習試合なんだし」
貴「2人ともありがとう、けどまだ大丈夫だから」
弥生・太鳳「…」
☆☆
『9番ピッチャー、国友君』
審判「プレイ!」
貴「…っ(…くそ、足が痛む)」
?「あれ、星原さん続行?」
?「大丈夫なのかね?」
塁侍(……さっきのは思っきり直撃だった。少なからず痛みはあるはず)
大吾(…怜花)
★回想★
大吾「え、変化球で行く?!」
貴「大吾も気付いてると思うけど、私の真っ直ぐはもうとらえられてる。
変化球ならまだ阻止できるかも知れない」
大吾「けど!変化球なんてストレートより足や手に負担がかかる。足、本当は痛むんだろ?大丈夫だって言ってたけどっ、もう仁科に」
貴「……ハンデまで付けられてうちのチームを馬鹿にされたんだ、このまま黙って下がれないよ。
それに、新しい変化球を見てほしい」
大吾「!?あ、新しい変化球!?」