第12章 嵐の予感2
貴方side
貴「!」
辻堂「…」スッ
貴(バント!?)
コンッ
大吾「怜花!」
貴「!」
パアアン!!
審判「アウト!」
真里男(…あの体制でアウト取れんのか、守備もレベルが高えーてか)
コーチ(真里男きっかけで戻ってきたが、やはり星原君相手だと点取るのは少し難しいな…どうするか)
☆☆
コーチ「タイム!責任者、ちょっといいか」
大吾「え?」
いきなり相手のコーチの人が、私達の責任者を呼んでくれと言ってきた
けど、その私達の責任者は
山口先生「…スゥ……スゥ」zzz
大吾「!」
コーチ「…」
………思っきり、夢の中で寝てました
大吾「えぇと、すみません!キャプテンの俺で良いですか!?」
弥生「何だろ」
貴「…」
大吾「ええー!?ここで試合終了?!」
コーチ「…ちょっと予定が代わってね、グラウンドを使える時間がもうないんだ。
ま、試合は君達の勝ちという事にして今日は引き上げてくれ」
大吾「えええ」
コーチ「ゲーム終了だ!もうすぐA組が帰ってくるから、急いでグラウンド整備!」
風林「ええ!?」
……つまり、このメンバーはレギュラーじゃないのか
真里男「マジっすかコーチ、これからって時に」
コーチ「反撃が遅えんだよ!早く消せ!こんなスコア監督に見られたら俺が怒られんだろ!
スコアブックも適当にいじっとけ!…14-10とか!」
辻堂(ええー!?捏造ー!?)汗
めちゃくちゃなコーチだな、おい
大吾「ちょっと待って下さい!
そちらの事情で止めるのは良いとしても、せめて次の練習試合を組んでもらって良いですか?」
コーチ「何?」
大吾「勝ったらまた組んでくれるって、約束でしたよね?」
コーチ「(…ち、リードしてるからって調子に乗りやがって。再戦したからってこっちにメリットあるかよ)………あぁ、分かった分かった。
じゃあ、来年の春頃にでも」
大吾「来年!?」
?「そんな先じゃ先鋒に失礼だろ。米山」
コーチ「!!………ぼ、ボス…」
……あの人、推薦してきた…