• テキストサイズ

雨のち恋

第2章 雨のちトキメキ


それにしても、この3人の見た目から性格から仕草から、何一つ一致しそうなところがない。
食べ方にしたってそうだ。
帝統さんは
「一生分食っとかねーと!!」
と、親の仇かというくらい
もしくはバイキングでめちゃくちゃ気合い入った人、
もしくは掃除機。例えばがありすぎるくらいの食べ方だ。

乱数さんは、
「んー!」
と、きらきらした表情で訴えてくる。
『美味しいんですね!』
と言うとうんうん!と何故か隣で帝統さんも同調。
お行儀のいい子供みたいだ。
パクっという音が聞こえてきそう。

幻太郎さんはただただ綺麗。美しさしかない。
食べてる姿ですら綺麗ってある?ってくらい綺麗。
「小生もお寿司屋さんが仕事なもので。作法はこの通りですよ。ま、嘘ですけど。」
嘘は着くけどね。

ほんと、バラバラな性格の3人だけど
この上ないくらいの良い相性だと思う。
/ 48ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp