第11章 嵐のち星空
長い旅路の途中、迷子になってた私の目の前に、
キラキラと輝く流れ星が落ちてきた。
そして、その星はこういった。
「もっと頼っていいんだよ。だって君は抱えきれないくらい頑張ってるんだから。」
いつの間にか、こんな真っ暗なとこまで来てしまったみたいだ。
こんなところで光を見たら、
こんなところで希望を持ったら
依存してしまう。
そしたら、きっと絶望してしまう。
「僕は居なくならないよ。君は光を手に入れたんだ。
そして、一緒に歩くんだよ。
君にとって僕は、僕にとって君は
この先もずっと消えることのない星なんだよ。」