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雨のち恋

第9章 雨のち溺愛 R18


ふと、愛されることが怖くなってしまう。
失ってしまったら、どうしよう。
好きという感情は所詮エゴの塊。
自分にとっての醜い感情ですら、
都合よく愛情と謳い押し付ける。
そして、後悔という念に押しつぶされ、
嫌われたらと不安になる。
それを繰り返しても、
慣れというのは来ない。
恋愛とはまるで、呪いだ...。






冷たい水で顔を洗い邪念を振り払う。
お風呂から上がり
旅館のレストランで食事をすれば
部屋に戻り寝支度をする。

『2人とももう帰ってきたんかなー?』

「明日にはチェックアウトなので、早めに帰って来てもらわないと遅刻が怖いですねぇ。」


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