*Un moment heureux*(R-18)
第3章 団欒
寂雷『うん。一二三くんは本当に料理の腕前がすごいね。なんでも作れたり……羨ましいな。』
独歩『一二三の料理は俺も好きですよ。』
一二三『えへへ。なんか照れんなー。』
名無し子「私も一二三くんの料理、大好き……!」
一二三『あははっ名無し子っちに褒められちった……//』
そんなこんなで私達は食事を済ませて、他愛もない話をした。
今日はもうたくさんエッチしたから……♡
当然夜の営みはせずにそのまま寝た。
次の日
名無し子「うーん…………。」
一二三『おはよ。名無し子。』
名無し子「一二三くん……!……あぁ。夢じゃなかった……。」
次の日には3人は消えて無くなってしまうかもって思ってたけど、そんな事はなくて夢では無いということは一二三くんの熱い抱擁で解らされる。
確かに感じる体温……そして昨日の行為♡
一二三『昨日あんだけしたじゃん♡♡夢じゃないこと……もう1回分からせてやろっか?♡♡♡』
名無し子「変態!すけべ!」
一二三「へいへい。冗談だってば。ほら、朝ごはんできてるぜ?今日も仕事っしょ?お弁当も作ったよ。ほらほら起きて起きてー!」
重たい身体を起こしてリビングへと行く、そこには独歩くんも先生も居た。
独歩『おはよう名無し子。』
寂雷『おはようございます。名無し子。』
名無し子「おはようございます。独歩くん。先生。」
テーブルに並んでいる焼きジャケと白米。味噌汁。典型的な朝ごはんだけど、一二三くんが作ったからものすごく美味しいんだろうな。
席についていただきますをした後に朝ごはんを食べる。
しばらくして食べ終わり箸置きに橋を置いた時に先生が口を開いた。
先生『……私達も仕事に就かなくてはならないね。同棲をしているのだから、旦那が妻の為に稼ぐのは当たり前の事だからね。』
名無し子「つ、妻っ……///」
独歩『俺は営業職を探すつもり。そして先生は看護助手の資格を取って、一二三はホストをやる。』
一二三『出来るだけあっちの世界に居た時の職に就いた方がやりやすいって思ってなー。』
名無し子「そうですか……私が頑張りますから、働かなくてもいいのに。」