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訳有り審神者と刀剣の事情・・・

第3章 第一夜



「あ"!がっ・・・っあ"ぁあぁ"ぁ"」

肉塊から直接神経を犯される痛みに、体を捻って刀を抜きにかかる。しかしながら、抵抗虚しく背に乗った今剣がそれを許してはくれない。
あまりの激痛に脳内神経が誤作動を起こし出したのか、痛みは徐々に痺れとなって傷口から全身へ広がっていく。


鯰「ん?何か急に静かになった」

浦「出血多量で気絶したんじゃない?それよりさ、その液体は何なの?」

今「いかにも"どく"ってかんじですよね!」

刀を引き抜いて今剣を一旦背中から退かせた鯰尾はひとり、カヲルの前に膝立ちの体勢を取る。

鯰「あれはいつだったかなー、連戦で検非違使と戦った時に拝借したんだ」

浦「それって結構やべぇやつじゃん。この人間もうダメかもね・・・」

鷲掴んだ髪を力任せに引っ張られるも、瞼1つ動かすことも叶わないカヲルは、まさにまな板の上の鯉だ。
鯰尾は、飽きたオモチャを捨てるようにパッと手を離して再び血と馬糞の海に顔を沈めさせる。


今「え~、もうおしまいですか!ぼく、まだあそびたりないですよぉ~」

浦島「確かに今回はあまり苛べてないけど、俺らの目的は殺すことだし、ね?」


に「おや、これは派手に弄びましたね・・・傷口のことだよ?」

鯰「へっ?」

頭上に落ちた一筋の影に一斉に振り返ると名前の通りにっかりと笑みを浮かべた青江と、拾った刀をパシパシして微笑む薬研が立っていた。

薬「随分お楽しみだったみたいだなぁ、お三方?・・・・この折れた刀。捨ててこいって言った気がしてたんだが、気のせいだったか?」

今鯰浦「「「 ひぃぃぃいいい 」」」

笑顔で怒る薬研の凄まじさに三人は正座して静かに説教を受ける。しかし、こんな風に叱られるのは久しくて、分かっていながらもくすぐったい感情が生まれてしまう。

薬「お前達、反「話を折って悪いんだけど。凄いよ、この刀!こんな見事な彫刻の施されたモノ、見たことない!ほら、薬研も!」

カヲルの脇に落ちていた刀を持って珍しく興奮を隠しきれぬ青江に薬研も暫し驚く。

新実装された刀なのだろうか、古株の青江ですら見たことのない刀に興味が沸かないはずがない。

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苛べて(あそべて

読みずらくて申し訳ない・・・
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