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【呪術廻戦】/無題/

第1章 開幕


眼前に広がる異質な光景に、珍しくも五条悟は少しだけ考え込む

この大きな力の発生源は、間違いなく中央にあるあの物体
少し封印が解けかかっているだけでこの威力だ
間違いなく、普段ならとっとと祓うべき
しかし何故かあれには呪いとは違うなにかを感じ躊躇する

「うーーーーん如何したものか」


‥一か八か 考えて、決めた
これが何なのか分からない
分からない以上無闇に祓わない
体のいいような言葉を頭に並べ、構える

「─────術式反転」

『封印』というのも一種の呪術だ
それならば、彼が五条悟である故使用できる技がある

呪力は通常「負のエネルギー」からなにかを生み出す。
反転術式というものも存在するが、異なるのは、「術式である」ということ。
反転術式は「正のエネルギー」を扱う一種の呪力操作の事だ。

術式反転は"自分に刻まれた術式に流し込む"ことで、自身が使用する本来の術式の効果と逆の能力を発動できる。
五条の場合、術式反転"赫"により、特定のものを弾く事ができた。
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