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get back my life![アイナナ]

第4章 幕間 キャラクター紹介


 流れ者
 別世界から流れ着いた者たちの事をさす。山中一華、鳥居理都の二名がこれにあたる。流れ者となった人物は訳アリの者ばかりだ、と鳥居が言っている。一華は紙を煮詰める鍋に落ちて、鳥居は鏡に反射した鏡像に吸い込まれて、それぞれアイドリッシュセブンの世界にトリップした。流れ者となる条件や、元の世界に帰る方法は、今の所不確定要素が多く曖昧。

 神様
 漠然とした概念であり、存在が明確に把握される事のない者。ある記述では全知全能、またある記述では世界を創造した者、またある記述では、自然森羅万象万物に宿るとされる。そして、多くの人々から篤く支持された人間も、時には神と呼ばれる。日本においては多神教の考えが最も身近で歴史としても長く、米の一粒に七柱の神が宿る、と説かれていた時代もあった。アメリカではキリスト教徒が大多数を占めており、日本とは違って一神教の考えが最も身近。だが崇めるのは全知全能の神ゼウスではなく、神の子と呼ばれたイエス・キリストの教えが一般的に信仰されている。ユダヤ教、イスラム教では、同じく一神教ではあるが、偶像崇拝を禁じているところも多く、神という存在を絵画や美術品におこす事がほとんどされていない。これら、偶像崇拝を禁じている宗教では、主に神の教えや歴史を綴った聖書や、聖書に関連した聖地などが重要視され、それらによって信仰を集めている。
日本でもキリスト教やイスラム教、仏教など、様々な信仰がされているが、多神教の文化が根強く、日本独自の宗教概念の道教を塗り潰すには、どの宗教でも至らなかった。道教とは、自然のあらゆる者または人を神として崇め、神社や祠に神を祀り、時には恵みを祈り、時には荒ぶる災害や病などを鎮めるために祈る。七五三や正月、また十一月の旧暦の呼び名など、道教と関わりの深い日本文化は多い。現代日本において神様とは、存在を深く信じてはいないが、だからといって強く否定しているものでもない、というのが実情。困った時の神頼み、は日本人がよく好んでいる行いであり、そんな事がなくても普段から祈りを捧げている、という者はとても珍しい。
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