第11章 安らげる場所_11章
サボか隣のマリアに話しかけた。
「…昔こうして、マリアに安眠効果をかけて
貰って、目覚ましかけ忘れて、
全然起きれなくて、イワさんに怒られたっけ。」
「そんなこともあったね、懐かしい。」
「マリアはよく、訓練で失敗して、
声を消して泣いてた。」
「…サボ、私が泣いてるって気付かず、
後ろからおどかしたりしてたよね…。
私が振り向いたら、泣いてる!?
ってびっくりしてた…。」
「音を消してた、マリアが悪い。」
その後もたわいのない話をして、
しばらくして無言になった。
「…おやすみ、マリア。」
「おやすみ…サボ。」
マリア自身は隣にサボがいて、
寝れるかどうか不安だった。
しかし、本人は自覚はしていないが、
寝つくのは早い方で、すぐに眠りに落ちた。
サボは閉じていた目を開けて、
マリアの寝顔を見つめた。
「…ずっと一緒に居れると思ったのにな。
俺が甘すぎたんだな。」
サボはマリアのおでこに
そっと口付けをした。
そうしてサボも眠りにつくことにした。