第10章 安らげる場所_10章
マリアは色々な船を乗り継いで
革命軍本部に降り立った。
本部といっても、船だ。
革命軍専用の『エターナルポース』があり、
どこに本部が移動をしても、
このポースが導いてくれるようになっている。
方向も、革命軍の教育を受けている者にしかわからず、
万が一落としても、
革命軍以外にはわからない道しるべとなっている。
久しぶりのホームと言える場所に帰ってきて、
マリアは少しうずうずした。
そこにいた革命軍の仲間の男が
マリアに声をかけた。
「マリア!?…久しぶりだな!!
大丈夫なのか?
なんでも海賊船に居たとか、
サボから報告があったな…。」
「うん、久しぶり、大丈夫ですよ!
…それで、今日はドラゴンさんに話があるんですが、
ドラゴンさんはいますか?」
仲間の話によると、ちょうど昨日、
ドラゴンは中期の旅から帰ってきたとのことだった。
マリアは、少し緊張し、
ドラゴンの部屋をノックした。
「ドラゴンさん!マリアです。」
「…入れ。」
部屋に入るとドラゴンさんは机で新聞を広げていた。
「お邪魔してすみません…その、お久しぶりですね。」
ドラゴンはマリアが
今回の任務に出る前にから他拠点に出ていたため、
マリアが革命軍を離れていた日も含めて
幾分と日が経っていた。
マリアは部屋の扉の前でドラゴンに跪いた。
「ドラゴンさん、お願いがあって参りました。
私は、革命軍を辞めようと考えております。」
マリアは声が少し震えていた。
「…理由を聞こうか。」
ドラゴンは冷静にそう告げた。