第12章 体育祭と黄色
さらに時は進み、騎馬戦の次の女子は全員参加の玉入れとなった
『よっし!』
ハチマキをカチューシャ風に付け直して気合いを入れ直す(え、台無し?知ってる)
「#NAME1#!」
『え、あ、さつき!
別々の組になっちゃったけど頑張ろうねー』
「もちろんっ!」
『てことで赤組の1年女子、頑張るぞー!』
『おー!』
その数十秒後、パンッ!と言う音と共に始まった玉入れ
あたしは別に背が特別高い訳でもないので普通に投げるだけだ
単体で投げるより複数で投げた方が良いので
緑間みたいに溜めを長くしボールを投げる感覚で投げている
『痛っ!』
しかし外れた玉が上から落ちてきて頭に当たったりするためかなり痛い
再びパンッと言う音がして、終了の合図が鳴った
ずばり言ってしまうと、赤組1年生の記録は1位だ(イエイ!)
先程の騎馬戦も(ほぼ征十郎が)1位を取っていたため
暫定で1位だ
その後の2年生3年生も1位を取り、思うことは
『・・・征十郎パワーすごっ』