• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第10章 芽生え





『…今、誰かあたしのこと呼んだよね』

「恐らく桃井だろう
ていうか、桃井の声以外に有り得ないだろう
あんなに声の高い男性が居るのか」

『今日来てる人達では居ないね』

確かに少し先にピンク色の髪が見える
あれはさつき以外にいないだろう


『さつき、どうしたの?』

「あのね!
2人でカヌー乗らない!?」

『…カヌー?』

カヌーって、船だよね
手漕ぎのあのー、リア充の憧れ手漕ぎ船


『あたしで良いの?
体力とかそんな無いけど』

「あ、そっか
じゃあ…メリーゴーランド乗りたい!」

そうさつきが目を輝かせて向ける先には白馬などが居る、メリーゴーランドがあった


『よし、行こうか』

やだ、さつき純粋で可愛い
ピュア峰に劣らずピュアですね!


「青峰くん達は?
メリーゴーランド乗る?」

「中学生にもなって乗りたくねーよ
てか目立つだろ」

「目立つから嫌なのだよ」

「ん~パス」

「見ているから行って来れば良いよ」


あの身長でメリーゴーランドなんて乗ったら、確かに目立つな(征十郎は分からんが)
見ているだけなら行ってきちゃおうかな


『よし、行こうかさつき』

「行こ行こ!」

『じゃ、征十郎達は待っててね』

「分かった」



/ 704ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp