第122章 また会おうね
「#NAME1#っち消えないで!
消えないで…ほしいッス」
『それは無理かな
でも、右耳のピアス大事にしてね』
「#NAME2#…待っていると言ったはずなのだよ」
『じゃあもう少し待っててよ。追い付くから』
「…約束なのだよ」
「おい#NAME2#」
『…そんな怒んないでよ』
「待っててやっから…早く帰ってこいよ」
『うん。努力するね』
「#NAME1#ちん何で消えんの?」
『運命だからかな』
「じゃあ運命変えればいいわけ?」
『うん』
「…努力する奴は嫌いだけど、頑張ってみる」
『うん。応援してる』
「#NAME1#さん」
『…高校一緒に行けなくなっちゃったね』
「後から来てくれても許します」
『じゃあ許してもらえるように頑張ってみる』
「#NAME1#ちゃん、何で…!」
『泣かないでさつき
これからあたしの代わりに、キセキ達支えてあげてよ』
「…#NAME1#ちゃんも手伝ってね?」
『うん!』
「#NAME1#」
『征十郎、ごめんね』
「…俺も#NAME1#のことを好きだよ」
『本当?』
「ああ」
『…ありがとう』
ふわりと征十郎に笑みを向けた瞬間にあたしの意識はどこかへと飛び、最後に見えたのは彼の笑顔だった
『また、会おうね』