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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第10章 芽生え



「緑間、#NAME1#と青峰と紫原のことを礼を言う
普通のハンバーガーセットなのだが…おや?」

緑間に話しかけてハンバーガーセットを渡そうとする征十郎
それに対して緑間はまったく反応しない


「ミドリンも放心状態になっちゃってるよ」

「#NAME1#、いったいこいつらに何をしたんだい?」

何をしたって…


『えっと、青峰と紫原にはお礼と謝ったよね、あと顔が赤い理由当てクイズ

緑間とはハンカチ貸してもらって、泣き顔隠しで抱きしめて…そのお礼を』


「…鈍さの結果か」

「あ、赤司くんもそう思う?」

『…鈍さ?
あ、ハンバーガー食べたむぐっ!』

ハンバーガーの紙を取った征十郎はあたしの口に無理矢理入れられた

いや、美味しいけど


「ハンバーガーだと!?」

ハンバーガーと言う言葉に反応してか、青峰が飛び起きた

「む、うるさいのだよ青峰」

ちなみに緑間も

『んんんー(おいしー)』

「#NAME1#、泣き止んだかい?」

征十郎の言葉にコクコクと頷く
それ以外に方法ないし

そうすると征十郎はハンカチを自分のポケットから取り出し、紙コップに入った氷水に浸した


「とりあえずこれで冷やしておけ
少しマシになるだろう」


征十郎から無理矢理入れられたハンバーガーのため、喋れないあたしはハンカチを受け取った手と反対の右腕を伸ばして征十郎の髪を撫でる


いやだって、かなり奥まで入れられたから飲み込めないんだもん




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