第120章 モテモテです
「#NAME2#先輩これ…」
『あ、ありがとー』
「#NAME2#先輩!もらって下さい!」
『わー!ありがとー』
「あの、#NAME2#先輩!良かったらチョコを…」
『うん。ありがとー』
ヤバい。女の子可愛い(確信)
普段男子ばっかりの空間にいたせいか女子に囲まれるのもモテた気分がして気持ち良いなー。と少し気分良くしながら教室への道を歩いていく
ちなみにそこら辺の男子よりもチョコをもらっている気がして困る(一応お返しは渡している)
「#NAME2#先輩!」
『はいはーい…って男子の群れ!?』
「はい。男子バスケ部1軍選抜隊です!」
『あー…9番と10番だった子を筆頭に10人くらい?』
「いい加減名前覚えてください」
『無理』
「……とりあえず、バスケ部一同からの義理逆チョコです」
『うわー、ありがとー
じゃあこれお返しに皆で食べて』
「…中学入って初めて女子からもらいました!」
『むなしいな』
1軍の人数分ほどを紙袋に詰めてほい。と渡すとそう言われたためある意味渡して良かったと思った
…いや、チョコ大量に作っておいて良かったとすごい自分に感心してるわー
「#NAME2#先輩のそれ、全部貰い物ですか?」
『女子からのね』
「あ、俺の隣の席の奴渡すっつってた」
『…なぜにあたし!?』
「そりゃ男よりもカッコ良ければモテますよ
あくまでも憧れとして。ですが」
『恋愛対象として見られても困るよねー…』
「分けてください」
『誰がやるか』
じゃ、ありがと。と再度お礼を言って部活の後輩と別れて再び歩き出す
何となく女子とは違う感じでスッキリして、スキップをしたくなったが視線が怖いのでしなかった