第120章 モテモテです
《もしもし、#NAME1#か?》
『はーい、どうだった?』
《受かったよ》
あれからおよそ1ヶ月ちょい、全員推薦入試を受けて合格発表もされた
征十郎のみ2月だったため、今日は合格発表を見に京都に行っている(注・資料参考のため合っているかは不明、そして日程は適当)
「赤司っち合格って言われても…やっぱりって感じッスよねー」
《俺だって落ちるときは落ちるさ》
「き、聴こえてるんスか!?」
「赤司だから聞こえてんだろ」
「その超人設定は何なのだよ」
「でも、これで全員合格しましたね」
「そうだね~」
安堵の顔をしているテツヤと緑間を見ながら携帯を耳から離してスピーカー設定にして机に置く
あ、ここ学校だけど携帯使って大丈夫…だよね?
でも今までものすごく使ってるから今さら意味ないか。うん
『いつ帰って来る?』
《明日の夕方には帰って来れると考えているよ》
「遠いと大変ッスねー…」
「でもきーちゃんもちょっと遠いよね?」
「赤司っちと紫原っちほどじゃないッスよ」
「新幹線使うくらいなのだから当たり前なのだよ」
『て言うかあの2人と比較したらダメだろ』
極端って訳ではないがもう少し近い場所選んでも良かったのではないか。と思ったが今さらのためツッコミを入れるのはやめておいた
そこから少々会話をして電話を切りキセキ達とは別れ、少しだけ寂しさを感じた