第119章 着物でお正月
「#NAME1#ちゃん、着物着ない!?」
『…明けましておめでとうございます。お母さん』
「おめでとう。着物着ない!?」
『…1回着物から離れてください』
あれから1、2週間ぐらいだろうか、去年と変わらず年が明けてお正月がやってきた
起きてリビングへと階段を下りた瞬間、#NAME4#さんが待ち伏せしており着物を進めてきている。というのが今起きていることなのだが、反応に困る
「黒の着物なんだけどね、#NAME1#ちゃんに似合うと思うんだけど…どうかしら?」
『着てほしい。ってことですか?』
「その通り!」
『…分かりました。着ます』
「やった! じゃあそこに座ってねー」
『はい』
テンションつーかノリがあいかわらず女子中学生だなー。なんて思いながら#NAME4#さんのされるがままに化粧してもらったり着物着せてもらったり
その後できたのはまた特殊メイクしたのか。ってくらい和風美人になっており、オレンジの髪なのがもったいなかった
「綺麗でしょ?征十郎くん」
「はい。いつも綺麗ですが段違いに」
『(何故に征十郎!?)』
「バスケ部の子達と初詣行くんでしょ?
行ってらっしゃい」
『え、あ、はい。行ってきます?』
状況がイマイチ読み込めなかったが、とりあえず迎えに来てくれたらしいので征十郎に着いていく
後ろでは#NAME4#さんがニコニコと手を振っており、少しだけ頬が緩んだ