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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第117章 トリップとは何か






「じゃあまず、トリップが異世界空間への移動になることは今回ので分かるわよね」


『うん』


「そのトリップには2つ種類があるの」


『…2つ?』


「1つは何かあって世界に飛んでしまうこともう1つは転生で、死んでからこちらの世界に来ること」


『じゃあ転生って言ってた三津さんは…』


「そ、26で死んだことになるわ」



うわ、話の内容重いなー。なんて考えてあたしのトリップの原因を考えると階段から落ちただけだから前者かな。と考え込む

あれ、でも打ち所悪かったら後者なんじゃね!?なんて考えてもうよく分からないことになってきたのでやめた




「それでね、2つにはそれぞれ特徴があるの」


『…特徴』


「転生トリップはモブキャラと同じ扱い、普通のトリップは主要キャラの近くになる

2つとも確率はものすごく低いから、ある意味運ね」


『おお!あたしすごい!』



三津さんの話を聞くと主人公よりもトリップ者やけに目立ってないか!?

て言うか転生と普通トリップの違いありすぎるだろうといつも通りツッコミを入れて椅子へと寄りかかった




『でも、何で今さら?』


「あ、#NAME2#さん入院してたから知らないんだっけ
私来週から留学するのよ」


『留学!?』


「長期カナダへ」


『…すごーい』


「会えなくなるからトリップについて説明しておきたかっただけよ

だから、少し覚悟しときなさいよ」


『…うん』



その覚悟の意味を知るのは、もう少し先の話












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