第115章 遭遇
「#NAME1#ちゃん高校どこいく?」
『誠凛かな』
「ええ!?誠凛って新設校じゃん!」
『先輩に話して行きたくなった』
「…俺、#NAME1#ちゃんとおんなじ学校行きたかったんだけどなー」
『じゃあ誠凛来る?』
「いやそこ秀徳行こうぜ!?
てか普通は彼氏とかに着いて行くもんっしょ!?」
『いや彼氏いないし』
「マジで!?」
『う、うん』
異常な食い付きっぷりを見せる和成に少し引きながら肯定を見せるとなぜかガッツポーズをして立ち上がった
…彼氏彼女が居ない仲間居てそんなに嬉しいのか?
そんなの周りに大量に居るが…まあいいや
「俺#NAME1#ちゃんのこと好きなんだけど、どうすればいいと思う?」
『告白すればいいんじゃない?』
「今してんじゃん」
『…今って、』
「うん。俺#NAME1#ちゃんのこと好きなんだけど、どうすればいい?」
『#NAME1#ちゃんって…あたしじゃん!』
「ブハッ!
何となく予想はしてたけど、この反応は
意外だわー」
いや、待て待て待てよ!
和成があたしのことを好きだと言ったなおい、どういうことだ。て言うかどこに惚れる要素があったのか
そ言えばこっちの世界だとそれなりに告白されているけども、あたしのどこが良いのだろうかと悩んだが調子に乗ってしまいそうなのでやめた
『…ありがとうで良いのかな?』
「えー、そこは私も好き!ってとこじゃね?」
『誰が言うか』
「…ってことは、答えもそれなわけ?」
『お察しが良いようで』
「やっぱなー」
本当に察しが良いな。と思って感心しつつ和成を見ると、何とも言えない表情をしていて反応に困った
恋をするのこんな表情になるのか、それを少々悩むことになったが別にいいと思う