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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第9章 遊園地とは



そこに現れたのは紫原
いや紫原なんだけど、なんつーか、うん

『まいう棒、多くない?』

「え~?
賞味期限が近いやつ、俺の責任で良いからちょうだいって貰ってきたから~
まいう棒他にいる人いるー?」

・・・賞味期限の近いやつ、ですか
実際、消費期限を過ぎていなければ大丈夫だから…まあ、良いんじゃない?


「みんないらないなら俺もらうね~
で、何の話してたの~?」

「お昼についてだよ
てめぇがどれだけ食うかって話してたんだ」

「あらら、もうそんな時間ー?
峰ち~ん、それなら一緒に着いてって頼むから大丈夫だよー」

それは着いてって助けてあげるのか?

それとも遠回しに持ちきれないぐらい食べると言っているのか…


いや絶対後者だな
助けてあげたらお菓子をねだられる気がするし




「ではさっさと行こう
こんなに広がってては邪魔だろう」

「赤司の言う通りだ!
腹減ったから早く行こうぜ!」


青峰、征十郎はお腹が空いたから急いでるのではなく、周りのことを考えて急いでるんだ
一緒にしてはいけないと思うよ

そして歩き出した征十郎に話しかける


『征十郎!』

「急になんだい?」

『一応お礼!
お、お姫様抱っ…横抱きで助けてくれてありがとね
おかげで怖さが薄まったから助かったよ!』

「#NAME1#、それは毎回わざとなのかい?」

『え、怖がり?』

「元からか、俺には良いが…他の人にやられると流石になぁ」


『・・・何の話し?』

「なんでもないよ」


そう言って緑間のところに足を急がせる征十郎
少し戸惑っているようにも見えたし、落ち着いているようにも見えた


『…なんだったんだろ』




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